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敷布団にシーツをかける理由は?シーツ以外の選択肢・選ぶポイントを解説

by 山内由佳 on February 10, 2023

敷布団にはシーツを付けて使うことをおすすめします。シーツを選ぶ際は、サイズ・素材や織り方・機能を比較して選びましょう。ここでは、敷布団にシーツをかけるべき理由や、シーツ・カバー・敷パッドの違いなどを紹介します。

 

敷布団にシーツは必要?

敷布団にはシーツが必要です。敷布団本体は大きく重いため、自宅ではなかなか洗えないためです。お風呂の浴槽に付けて洗うとしても、水分を吸った敷布団は重いため、ベランダなどに運ぶには骨が折れます。加えて、なかなか乾かないと悩むうちに、敷布団にカビが生える、悪臭が漂うなどの事態になる恐れもあります。

 

一方、シーツを敷布団にかぶせておけば、洗うものはシーツのみで済みます。きれいに洗濯したシーツと、天日干しや乾燥機で湿気を飛ばした敷布団を組み合わせれば、快適に眠れるでしょう。

 

シーツ以外にもある?敷布団にかぶせるもの

敷布団にかぶせるものとして、シーツのほか、カバーや敷パッドなども挙げられます。それぞれの寝具は形状や機能が異なるため、目的に合わせて選びましょう。

 

シーツ

シーツは1枚の布です。シーツには、フラットシーツ・ラップシーツ・ポケットシーツなどが挙げられます。

 

フラットシーツはもっともシンプルなシーツで、布の4隅を敷布団の裏に押しこんで体重で押さえ込みながら使います。ずれやすい点はフラットシーツの弱みといえるでしょう。

 

ラップシーツはワンタッチシーツ、フィットシーツとも呼ばれます。ラップシーツの底部にはゴムが入っています。ラップシーツはゴムに敷布団をひっかけて固定するので、ずれにくい点がメリットです。

 

ポケットシーツとは、敷布団の上半身の部分のみなど部分的に袋状になったシーツです。

 

カバー

カバーとは、袋状になったシーツです。カバー内には4隅に紐が付いています。カバー内で敷布団がずれないように、4隅の紐を敷布団に結んで使います。カバーのメリットは、敷布団の裏側が汚れにくくなることです。一方、カバーは付け外しに手間がかかるため、お手入れを面倒に感じる人も少なくありません。

 

敷パッド

敷パッドは厚みがある素材で、機能的なものが多く見られます。敷パッドの上にあらたにシーツを被せる必要はありません。敷パッドは、肌ざわりや、冷感・温感、吸湿性・放湿性などの

機能を備えています。シーツを使わなくても1枚で快適に眠れるでしょう。また、厚みがあるとはいえ、敷パッドも洗濯しやすい寝具です。敷パッドを使うときは、シーツのように定期的に洗いましょう。

 

敷布団にかぶせるシーツ類を選ぶポイント

敷布団にかぶせるシーツ類を選ぶポイントを解説します。シーツ・カバー・敷パッドのいずれを選んでも構いませんが、使い心地や寝心地のよいものを選びましょう。※以降の本文では、シーツ類のことをシーツと表記しています。

 

サイズ

敷布団のサイズに応じて、シーツを選びましょう。例えば、赤ちゃんが使うベビー用敷布団は、90×130cm程度です。シングルサイズの敷布団は100×210cm程度。キングサイズの敷布団は、横幅が2m以上にもなります。敷布団のサイズに合っていないと、シーツが余ってしまったり、付けにくさを感じたりします。

 

敷布団の下にマットレスを重ねている人は、マットレスの厚みを考慮しないとマットレスをカバーできなくなってしまいます。側面からの汚れを気にしない人もいるかもしれません。しかし、敷布団とマットレスをシーツでまとめてくるむと、寝ているときに寝具がずれることなく快適に眠れます。

 

素材や織り方

シーツには、天然繊維や合成繊維、再生繊維などさまざまな素材が使われます。素材により、シーツ類の特徴は変わります。大まかに、吸湿性・放湿性・肌ざわりを重視するなら天然繊維、洗濯性やコストを重視するなら合成繊維に分があると考えるとよいでしょう。シーツに使われる素材の一例を、以下に示しました。

 

  • コットン
  • リネン
  • ウール
  • シルク
  • ポリエステル
  • アクリル
  • レーヨン
  • リヨセル(テンセル)

 

コットン製のシーツは、一般家庭でよく見られます。コットンは手触りがなめらかで、吸湿性が良好な素材です。反面、コットン製のシーツはシワになりやすいため、シーツを干すときはぴんと伸ばすとよいでしょう。また、合成繊維と比べると、コットンはやや乾きにくい傾向が見られます。

 

素材が同じでも、織り方が変わればシーツの特徴も変わります。例えばコットン製のシーツの織り方には、フランネル・タオル・ブロード・サテンなどがあります。保温性を求めるならフランネル、吸湿性を求めるならタオル、耐久性を求めるならブロードがおすすめです。また、ツヤツヤした質感が好みなら、ブロードがよいでしょう。このように、素材や織り方によってシーツの特徴は変わります。

 

機能

機能性を重視するなら、敷パッドがおすすめです。例えば、以下の機能が挙げられます。涼しさやあたたかさを求めるときのみ敷パッドに変えるなど、季節を考慮して敷パッドを使う人もいます。

 

  • 冷感
  • 温感
  • 抗菌防臭
  • 防ダニ
  • 防水

 

敷布団のシーツ類について知っておきたいこと

敷布団のシーツ類について知っておきたい内容を解説します。毎日使う敷布団だからこそ、清潔な状態をキープしたいですよね。シーツの所有枚数や洗濯の目安を知っておくと、きれいな環境で眠ることができます。

 

持っておいた方がよい枚数

その日のうちに洗って乾かせるなら、シーツは1枚でも構いません。しかし、余裕を持ってシーツを管理したいなら、2枚以上持っておくことをおすすめします。また、季節によってシーツを使い分けるという手もあります。

 

洗濯の頻度

夏場は1週間に1回、シーツを干しにくい冬や梅雨などは2週間に1回を目安に洗濯します。赤ちゃんがいる人、ペットと一緒に寝ている人などは、必要に応じて洗濯の頻度を増やしましょう。シーツを洗濯する頻度は、以下の記事も参考にしてください。

 

シーツを洗う頻度はどのくらい?状況別の目安や洗濯方法・お手入れしやすい寝具も紹介

 

毛玉の取り方

肌にふれるシーツは、使っていると毛玉が生じる場合があります。生地に負担をかけずに毛玉を取るには、はさみやカットタイプの毛玉取りクリーナーがおすすめです。毛玉を引っ張って取ろうとすると、生地が傷んでしまいます。

 

敷布団のカバーやシーツにできた毛玉はどう取る?毛玉ができにくい敷寝具の特徴も紹介

 

大きなボックスシーツを敷布団用に代用することはできる?

マットレスには厚みがあるため、敷布団に装着するにはボックスシーツは大きすぎます。ボックスシーツを敷布団で使う際は、サイズ感を調整する必要があります。敷布団の裏にシーツを回してしっかり固定すると、だぼつきを感じずに使いやすくなるでしょう。また、伸縮性のあるボックスシーツであれば、敷布団にフィットしやすいかもしれません。

 

しかし、やはり敷布団用のシーツを使った方が寝心地はいいものです。気持ちよく眠るために、ぜひ敷布団用のシーツを用意してお休みください。

 

敷布団からシーツ類を付け替える作業は面倒?

敷布団のシーツの付け替えが面倒、という人もいます。それでも、何も付けずに敷布団に横たわると敷布団が汚れてしまうためおすすめできません。最近は、面ファスナーが付いていたり、3方向が開いたりするシーツ(カバー)が登場しています。便利なシーツを利用すれば、お手入れの負担を軽減できます。

 

シェーンベルグは敷寝具が充実。敷布団にはシーツ類を付けて

シェーンベルグには敷寝具が充実しています。シェーンベルグの寝具はいずれも高級・高品質ですが、シーツなどで表面をカバーしないと魅力を活かしきれないと考えられます。

 

馬毛敷ふとんはサポート力に優れ、吸湿性や放湿性、耐久性も良好です。硬いフローリングに敷布団を敷く人でも、馬毛敷ふとんなら一枚で気持ちよく眠れます。ベッドパッドや敷パッド、ムートンシーツなどとも組み合わせると、より快適さを感じられるでしょう。敷布団を検討する際は、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをお試しください。

 

シェーンベルグの敷ふとん・ベッドパッド

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